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GWを目前に控えたある日のこと。
うちのスーパーハルちゃんから電話がかかってきた。 ハ 「あんた達は、ゴールデンウィークは奈良に行くの?」 私 「う~ん、わからん。まだ何も決めてないよ。」 ハ 「あんた達が行くんなら、私も行くわ。」 私 「ほな、行くわ。」 ってことで、私の両親の都合も聞かず、おばあちゃんと私と相方で勝手に押しかけることに決まった。 父親に電話をすると、 「あ~、ちょうどいい。畑の雑草が生い茂って来たから。」 ってことで、私達の都合も聞かず、勝手に雑草処理班に任命された。 ウチの家族って・・・ 私の自分勝手な振る舞いも、遺伝なので仕方ないのです。皆様。 奈良に着くなり、父親が家の近くに借りている家庭菜園へ。軍手やらスコップやらを支給され、各自の守備範囲を指定され、黙々と雑草と戦うこと1時間。すっかり綺麗になった。 父親は、 「う~ん、やっぱり、人数が多いと早いなっ!全然違うなっ!」 と感激ひとしお。 家に戻って、いつものように庭でバーベキューを楽しみ、ビールを飲み、せっかく肉体労働で消費したエネルギーをはるかに超えるカロリーを摂取する私達でなのした。 翌日は、奈良の高畑というエリアを散策。 ここは昔、私のお気に入りの散歩コースだった。 ふらふらと歩いていると、偶然にも、見覚えのあるオジサン発見。 なーんと、先月参加した竹の子パーティーで隣の席に座ってたオジサン!確か、去年も隣の席だったはず。 挨拶して、私の家族を紹介し、軽くしゃべって別れた。 その後で、 母 「彼はなんていうお名前の方なの?」 私 「んっ!なんやったっけ?忘れた。 だって、『奈良のオッサン』って通称で呼んでたんやもん。」 母 「いやだわね~、アンタって本当に失礼ねえ。お母さん恥ずかしいわ。」 ・・・私も恥ずかしいわ。 ま、そんなこともありながら、ふらふらと歩き続ける。 すると、ヘンな看板発見。 嫁入り道具を買う店を国鉄に指定されるってどうやねん? そして久々に白毫寺へ。 こんな所まで来る観光客はあまりいないので、とっても静か。 奈良観光を検討中の方、おススメです。 家に帰ると、冷えたワインを飲みながら、おばあちゃんとお母さんが出してくれる料理を待つ。 おばあちゃんの筍の木の芽和えは、とにかく絶品だった。 この一品を作るために、竹の子と、庭の山椒の葉っぱを山口県から持参してくれた。 それだけじゃなく、ウニも蕗も持ってきてくれた。 相方も大絶賛。 おばあちゃんの居るところには、必ずオイシイものがある。 シアワセ。 やっぱり、実家は良いですな。
by mimomi-r
| 2007-05-10 12:34
| ファミリー
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