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とある静かな森に囲まれた湖の畔に住む私たち。
そこから車で少し走った所に、人口300人ほどの Finlayson という小さな町がある。 その町には、Finlayson Café というカフェがある。 「町で一番のカフェ」 というサインを掲げているが、私が知る限り、そこは町で唯一のカフェである。 そこから更に車で走ると、Sandstone という町があって、先週の土曜日は、Quarry Day というお祭りだった。 私たちが到着したときには、既にパレードが始まっていた。 地元の学校からは、1959年卒業生一同という、元気なジイちゃんバアちゃんの団体 町からは、優雅に座って手を振る 「ミスSandstone」 地元のスーパーマーケットからは、颯爽と登場する馬とカウボーイの一団 林業組合(たぶん)からは、木を切削する巨大な機械が搭載されたトラック 酪農組合(おそらく)からは、「ミスMilk」&「ミスCheese」 そして消防団からは、消防車一式という、 恐ろしく地元色が濃い以外には何の関連も無い団体が、ゆっくりと過ぎてゆく。 もし 「ミス牛乳」 に選ばれたら、ちょっとビミョーだなぁと思ったりする。 パレードの参加者は、沿道の子供たちにキャンディーを投げる。 北欧のバイキングの血を脈々と受け継ぐミネソタ人たちの中で、私はよっぽど小さく見えたんだろう。 キャンディーを4つもらった。 もちろん、満面の笑みで受け取った。 バーベキューやらバッファローウィングやらホットドッグやらレモネードやらの屋台がいっぱいあって、バーは裏庭を解放して即席青空ビアガーデン。 ただの田舎町のお祭りなのに、こんなにワクワクしてるのは何故だろう? 久しぶりに大勢の人々を見たからか、それともキャンディーをもらったからか?
by mimomi-r
| 2009-08-17 08:34
| ミネアポリス生活
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